フランスの地下鉄でパッセンジャーカウンタが採用されました

グラン・パリ・エクスプレスの展開の一環として、Eurotechは、未来の地下鉄15、16、17号線用のCAVEアプリケーション「自動乗客カウント」を共同開発しています。

 

2019年6月27日 アマロ(イタリア)- Eurotechグループのフランス子会社で、組込み技術の長年のサプライヤーで産業分野向けIoT(IIoT)での実績も豊富な、Eurotech France SASは、Thalesより、新グラン・パリ・エクスプレスの地下鉄15、16、17号線のCAVEプロジェクト「自動乗客カウント」の組込みハードウェアおよびIoTソフトウェアのサプライヤーとして採用されたことを発表しました。このプロジェクト全体で、Eurotechは少なくとも1400台のパッセンジャーカウンタを設置予定ですが、合計で最大4250台になる可能性もあります。

 

このプロジェクトは、各ステーションのワゴンユーザーの数をリアルタイムで把握しモビリティアプリケーションに供給すること、及び、乗客の流れについて収集されたすべてのデータの詳細な分析を通じて輸送サービスを改善することを目的としています。

 

このソリューションは、EurotechのDynaPCNパッセンジャーカウンタのPoEバージョンを使用することに加えて、データ収集とリモート設定用のオンボードソフトウェアのESF(Everyware Software Framework)に基づいています。また、基盤となるクラウドソフトウェアのEC(Everyware Cloud)にも基づいており、Société du Grand Parisが安全に乗客カウント情報にアクセスし内部的に使用、また外部で共有することも可能です。

 

Eurotech FranceのManaging Director、Isabelle Jarniouは、以下のように述べています。

「私たちはThalesとグラン・パリに選ばれ、ESFおよびECと組み合わせたDynaPCN乗客数検知センサに基づく乗客数カウントシステムを提供できることを光栄に思います。Eurotechは、重要な資産をリアルタイムで監視できるようにするためのモジュール式システムとソフトウェアを提供しています。また、私たちはThalesとパートナー契約を結べたこと、鉄道部門における我々の専門知識とIoT技術を提供できることを大変喜ばしく思っています。革新的で最先端のセキュリティを持ち、特定のプロジェクトニーズへの高い適応力、これがEurotech のソリューションが国内外の多くのプロジェクトに選ばれる理由なのです。」

dynapcn