EurotechはESFのAWS IoT Coreとのソフトウェア認定を発表

IoT向けのハードウェア、ソフトウェア、サービス、ソリューションの設計、開発、提供を行うEurotechは、Amazon Web Services(AWS)パートナーネットワークのセレクトテクノロジーパートナーとしてのコミットメントを拡大し、Everyware Software Framework(ESF)のAWS IoT Core とのソフトウェア認定を発表しました。

 

EurotechのESFは、エッジアプリケーションを視覚的に構成することで、フィールドデバイスをAWS IoT Coreに接続することを可能にします。これにより、EurotechのIoTソリューションをAWS上で迅速に開発・展開するための強固な基盤を提供します。

 

EurotechのESFは、機能豊富なIoT エッジフレームワークで、組込みLinuxデバイスからパワフルなエッジサーバーまで拡張可能で、ESFはコンテナ内の仮想ゲートウェイとして動作します。

 

ESF Cloud Connector for AWS IoT Coreは、AWS IoT Java Device SDK v2.0で開発されており、AWS IoT Coreとネイティブに統合された接続性、デバイスシャドウのサポート、AWS IoT Coreの機能のベストプラクティスに準拠した機能を提供します。

 

エッジデバイスの開発を容易にするために、ESFは、複数の業界の主要なフィールドバスプロトコル上で柔軟なデバイスツインモデリングを提供するように設計されています。

 

エッジの開発者は、コンテナ内でネイティブに動作する本格的なアプリケーションをデプロイしたり、ESF Wiresを使用してエッジデバイスのデータパイプラインを視覚的に構成したりすることができます。ESF Wiresの機能が拡張され、AWS IoT Coreサービスとの連携が可能になりました。

 

最小限の設定とセットアップで、ESF エッジのユーザーは、さまざまな現場のデバイスやプロトコルとインターフェースし、制御・運用技術の世界からAWSのIoTサービスに効率的にデータをパブリッシュすることができます。

 

EurotechのCTO(最高技術責任者)であるMarco Carrerは、以下のようにコメントしています。

「APNパートナーであること、そしてESFがAWS IoT Core エッジソフトウェアの認定を取得したことを非常に誇りに思います。この認定は、ESFが業界をリードするIoTエッジフレームワークであることを証明しています。ESFの豊富なフィールドプロトコルライブラリ、デジタルツインモデリング、ビジュアルコンポーザーワィヤーは、IoT エッジの開発を加速し、強固な基盤上に展開させるための素晴らしいツールキットです。ESFのAWS IoT Coreとの統合は、IoTアプリケーションのための独自な認定パッケージを提供します。」

 

Eurotechは、強化されたコンピューティング、通信技術、革新的なIoTビルディングブロックを提供し、お客様に競争上の優位性を提供します。ESFとAWSのIoTサービスで強化されたEurotechの堅牢なマルチサービスIoTエッジゲートウェイの組み合わせは、エッジからクラウドまでのIoTアプリケーションを開発・展開するための堅牢で安全な基盤を提供するように設計されています。

 

Eurotechのテストと検証が統合されたIoTエッジフレームワークにより、お客様が、ReliaGATEシリーズのようなアプリケーションに最適化された幅広いIoTゲートウェイや、BoltGATEシリーズのような堅牢なエッジシステムなど、Eurotechの実証済みのエッジ技術のメリットを最大限に享受することでき、産業、製造、エネルギー、ユーティリティー、輸送などの分野での要求の厳しいアプリケーションをすぐに利用できます。

 

詳細はAWSブログESFのドキュメントサイトで確認できます。

 

 

Eurotechについて

 

EurotechはエッジコンピュータとIoTソリューションの設計・開発・製造までを手掛ける多国籍企業で、ハードウェア、ソフトウェア、サポートサービスをシステムインテグレータやエンタープライズへ提供しています。Eurotechのソリューションを採用することで、資産監視を可能にするエッジゲートウェイや、AIアプリケーション向けに考案されたHPEC (High Performance Edge Computers) など、IoT ビルディングブロックおよびソフトウェア・プラットフォームへのアクセスができるようになります。

 

増え続けるソリューションへのニーズに応えるため、各分野をリードするさまざまな企業とパートナーシップを組み、グローバル・エコシステムを構築。産業用IoT向けの「最高クラス」のソリューションの創造を目指しています。