DynaGATE 10-14

DynaGATE 10-14は、公共交通機関や自動車向けのE-Mark認定済みエッジゲートウェイで、既存および新規導入の両方でITxPTへの迅速な移行を可能にします。

ITxPTの導入要件に完全に準拠していますが、レガシーインタフェース（例：RS-232/485/422）にも対応しているためレガシーインタフェース依存の車両にも導入可能です。

複数の機器を1つに統合し、大幅なコスト削減を実現しながら、設置や相互運用性の課題を劇的に簡素化します。また、専用のGNSSユニット、Wi-Fi/BTからLTE/5Gルータ、IPおよびGSML IIカメラプロセッサ、CAN-FDコントローラなどが必要な機能をパッケージングしています。

堅牢なIoTゲートウェイとAIおよびコンピュータビジョンプラットフォームを兼ね備えており、例えば、車両カメラからのIPおよびGMSL I（I 工場オプション）のビデオフィードは、内蔵の2.3TOPS AIアクセラレータで処理することが可能です。

主要なLTE通信事業者の認証を取得しており、北米、欧州、日本での利用が可能なグローバル製品です。5Gにも対応しており、プロフェッショナルサービスを通じて追加で携帯電話事業者や国の認証を取得することも可能です。

PSA認証を取得しており、IEC 62443-4-1/-4-2のサイバーセキュリティに準拠した認証を取得することも可能です（プロフェッショナルサービスによる対応）。不正な操作に対するシステムの完全性と真正性は、ハードウェアとソフトウェアにまたがるレイヤ構造になっています。ハードウェアレベルでは、TPM 2.0と革新的な常時稼働の電源非依存型ハードウェアアンチタンパモニタが、システムが改ざんされていないことおよびその機密データの安全性を保証しています。より上位では、セキュアブートやARM TrustZoneなどの技術によりシステム全体の保護が可能です。

DynaGATE 10-14は、IoTエッジゲートウェイ向けのオープンソースのJava/OSGiミドルウェアであるEclipse Kuraの商用・エンタープライズ版であるEveryware Software Framework（ESF）を搭載しています。Eurotechが販売・サポートするESFは、さまざまなフィールドプロトコル（Modbus、OPC- UA、S7など）やMQTT接続に対応済みで、Webベースのビ
ジュアルデータフロープログラミングやシステムの詳細な設定を容易に行うことが可能です。

また、ESFはEurotechのIoT統合プラットフォームであるEveryware Cloud（EC）（別売）と統合されており、高度な診断、プロビジョニング、完全なリモートデバイスへのアクセス・管理が可能です。

• 自動車認証、ITxPT
• AIアクセラレーション
• 業界最高水準のサイバーセキュリティ
• グローバルLTE・5G内蔵
• オープンプラットフォーム
• 柔軟なカスタマイズ性